2010年04月12日
復活!
ハッピーターンをご存知ですか?
言わずと知れたロングセラーの名作米菓です★
今、そのハッピーターンのハッピーパウダー(おかきにまぶされてる粉)が
200%に増量された新製品を食べておりました♪
仕事中にすみません(笑)
でもこんだけ一日中スタジオに軟禁されてると
お腹もすいてくるわけで、間食くらいしないとやっていけません!
許してください
いや~しかし、ハッピーパウダーが2倍ということは
単純に幸せ度2倍…いや、それ以上です♪
要は、ただこのお菓子が好きなんです、僕。
はい、そんなAltero Custom Guitarsのクラッチです。
さて、今日は昨日一言だけチラッと触れました
PUのリペアについてご紹介しようと思います★
断線していたPUでしたが、無事復活いたしました
今回リペアしたPUはこちら…

GRETSCHのフィルタートロンPUです★

ハムバッキングタイプのPUなので
コイルが二つあるわけですが、それぞれのコイルの導通を
テスターで測ってみたところ、片方は生きてました♪
問題はもう片方。
導通…なし。。。
てなわけで、コイルがどこで切れてるのかを
突き止めないといけないわけですが
ここからが大変なわけでしてwww
とりあえず、ベースプレートにコイルが固定された状態では
作業できないので、一度分解…こんな感じに…

ね♪
で、線がどこで切れてるのかをリード線からたどっていって
コイルを慎重に少しずつほどいていくんですが
このPUのコイルってのは非っ常~~~に細い銅線を
何千回も巻いて出来ているものなので、ちょっとでも雑に扱うと
関係ないところまで切ってしまう恐れがあるので
めちゃくちゃ神経を使うシビアな作業です。
で、コイルなので、当然巻き始めと巻き終わりの部分があるわけですが
もし、断線部位が巻き始めの方ならば、その巻いてある何千ターンを
全てほどかないといけないことだってあるわけで
そうなるともう『直す』とかじゃなくて使い物になりません。。。
超リスキー(笑)
さらに…
PUの多くはハウリング防止のためにポッティングといって
ロウ(ロウソクとかのロウのこと)をコイルに含浸させて
固めてあったりします。
今回のPUもポッティングしてあったので、線の切れ目を探す以前に
ロウで固めてある銅線を切らずにほどいていくだけで僕の神経は瀕死状態です(笑)
そもそも、コイルの一番外側に巻かれている保護テープを
剥がすところから、コイルを傷つけないようにビビリながら作業です。。。
…で、肝心の今回のPUですが…
幸い、断線部位は巻き終わりのリード線との繋ぎ目の近くでした

ので、コイルもほとんどほどかずに、リード線を繋ぎ直すだけで
コイルは復活いたしました★

まぁ、この細っい銅線とリード線をつなぐのもたいがいイライラするんですけどね(笑)
無事リード線も繋がって導通も確認したので
あらためてまた新しい保護テープ(アセテートテープ)を
コイルの外側に巻きつけて…

コイルとポールピースを
ベースプレートに取り付けてPU本体としてはリペア終了★

どうせこの後、PUカバーを取り付けるので見えなくなるんですが
二つのうち片方だけ黒のアセテートテープで巻き直したもんやから
『密かにゼブラになってオシャレやん♪』
…と、しょうもないことにテンション上がっておりました(笑)
で、最後にPUカバーをベースプレートとハンダ付けして…

GRETSCHフィルタートロンPU完全復活

いや~疲れたwwwでも直って良かった★
ちなみに、この手のPUリペアは当店では基本的に受け付けておりません。
今回のPUも僕が個人的に所有しているもので自身の勉強のために
またうまく直った際には今後製作する当店のプロトタイプギターなどに
載せようと思って行った作業です。
当店でお受けしていない理由は、非常に細かくシビアな作業で、手間も時間もかかるため
料金的にも高額になってしまうので、金額的には新品で同じPU、または
同等の別のPUを購入して載せ換えた方が安く早く済むことがまず一つ。
次に、非常に細い銅線で出来ているコイルに手を加えること自体
かなりリスキーであること。
慎重に作業をしていても一歩間違えば直らなくなるので。
また、コイルをほどいたりするということは、コイルの巻き数が
変わるので音にももちろん影響してきて、元の音から変わってしまう恐れが
あるからです。
ヴィンテージPUなど、希少で替えのきかないものであれば
リペアする価値もあるかと思いますが、そういった場合は
PUのリペアやカスタムを専門に行っている会社や
得意とするお店などもありますので、そういった所に依頼するのが
良いかと思います★
なので、当店では作業はいたしませんが、ご注文であれば
当店を窓口として専門の業者さんにリペアに出すことは可能ですので
お気軽にご相談ください♪
う~ん、それにしても直って良かった
GRETSCHのフィルタートロンかぁ…
これを載せてどんなギターを作ってみようか★
妄想が止まりませんなぁ
ハッピーターン食べながら考えます♪
ちなみにハッピーターンはパウダー200%増量タイプの他に
さらに新しく250%増量タイプってのも発売されているようです。
僕はまだ食べておりません。発見すらしておりません。
見つけた方はぜひご一報ください!
ご連絡お待ちしております★
ではまた!
言わずと知れたロングセラーの名作米菓です★
今、そのハッピーターンのハッピーパウダー(おかきにまぶされてる粉)が
200%に増量された新製品を食べておりました♪
仕事中にすみません(笑)
でもこんだけ一日中スタジオに軟禁されてると
お腹もすいてくるわけで、間食くらいしないとやっていけません!
許してください

いや~しかし、ハッピーパウダーが2倍ということは
単純に幸せ度2倍…いや、それ以上です♪
要は、ただこのお菓子が好きなんです、僕。
はい、そんなAltero Custom Guitarsのクラッチです。
さて、今日は昨日一言だけチラッと触れました
PUのリペアについてご紹介しようと思います★
断線していたPUでしたが、無事復活いたしました

今回リペアしたPUはこちら…
GRETSCHのフィルタートロンPUです★
ハムバッキングタイプのPUなので
コイルが二つあるわけですが、それぞれのコイルの導通を
テスターで測ってみたところ、片方は生きてました♪
問題はもう片方。
導通…なし。。。
てなわけで、コイルがどこで切れてるのかを
突き止めないといけないわけですが
ここからが大変なわけでしてwww
とりあえず、ベースプレートにコイルが固定された状態では
作業できないので、一度分解…こんな感じに…
ね♪
で、線がどこで切れてるのかをリード線からたどっていって
コイルを慎重に少しずつほどいていくんですが
このPUのコイルってのは非っ常~~~に細い銅線を
何千回も巻いて出来ているものなので、ちょっとでも雑に扱うと
関係ないところまで切ってしまう恐れがあるので
めちゃくちゃ神経を使うシビアな作業です。
で、コイルなので、当然巻き始めと巻き終わりの部分があるわけですが
もし、断線部位が巻き始めの方ならば、その巻いてある何千ターンを
全てほどかないといけないことだってあるわけで

そうなるともう『直す』とかじゃなくて使い物になりません。。。
超リスキー(笑)
さらに…
PUの多くはハウリング防止のためにポッティングといって
ロウ(ロウソクとかのロウのこと)をコイルに含浸させて
固めてあったりします。
今回のPUもポッティングしてあったので、線の切れ目を探す以前に
ロウで固めてある銅線を切らずにほどいていくだけで僕の神経は瀕死状態です(笑)
そもそも、コイルの一番外側に巻かれている保護テープを
剥がすところから、コイルを傷つけないようにビビリながら作業です。。。
…で、肝心の今回のPUですが…
幸い、断線部位は巻き終わりのリード線との繋ぎ目の近くでした


ので、コイルもほとんどほどかずに、リード線を繋ぎ直すだけで
コイルは復活いたしました★
まぁ、この細っい銅線とリード線をつなぐのもたいがいイライラするんですけどね(笑)
無事リード線も繋がって導通も確認したので
あらためてまた新しい保護テープ(アセテートテープ)を
コイルの外側に巻きつけて…
コイルとポールピースを
ベースプレートに取り付けてPU本体としてはリペア終了★
どうせこの後、PUカバーを取り付けるので見えなくなるんですが
二つのうち片方だけ黒のアセテートテープで巻き直したもんやから
『密かにゼブラになってオシャレやん♪』
…と、しょうもないことにテンション上がっておりました(笑)
で、最後にPUカバーをベースプレートとハンダ付けして…
GRETSCHフィルタートロンPU完全復活


いや~疲れたwwwでも直って良かった★
ちなみに、この手のPUリペアは当店では基本的に受け付けておりません。
今回のPUも僕が個人的に所有しているもので自身の勉強のために
またうまく直った際には今後製作する当店のプロトタイプギターなどに
載せようと思って行った作業です。
当店でお受けしていない理由は、非常に細かくシビアな作業で、手間も時間もかかるため
料金的にも高額になってしまうので、金額的には新品で同じPU、または
同等の別のPUを購入して載せ換えた方が安く早く済むことがまず一つ。
次に、非常に細い銅線で出来ているコイルに手を加えること自体
かなりリスキーであること。
慎重に作業をしていても一歩間違えば直らなくなるので。
また、コイルをほどいたりするということは、コイルの巻き数が
変わるので音にももちろん影響してきて、元の音から変わってしまう恐れが
あるからです。
ヴィンテージPUなど、希少で替えのきかないものであれば
リペアする価値もあるかと思いますが、そういった場合は
PUのリペアやカスタムを専門に行っている会社や
得意とするお店などもありますので、そういった所に依頼するのが
良いかと思います★
なので、当店では作業はいたしませんが、ご注文であれば
当店を窓口として専門の業者さんにリペアに出すことは可能ですので
お気軽にご相談ください♪
う~ん、それにしても直って良かった

GRETSCHのフィルタートロンかぁ…
これを載せてどんなギターを作ってみようか★
妄想が止まりませんなぁ

ハッピーターン食べながら考えます♪
ちなみにハッピーターンはパウダー200%増量タイプの他に
さらに新しく250%増量タイプってのも発売されているようです。
僕はまだ食べておりません。発見すらしておりません。
見つけた方はぜひご一報ください!
ご連絡お待ちしております★
ではまた!

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Posted by Altero at 23:41
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