2012年06月25日

教え子来る

みなさん、こんにちは。
Altero Custom Guitars やっさんです。


昨日、専門時代の教え子が、関西出張の合間を縫って会いに来てくれました。

彼も、専門卒業後は楽器業界やら全く関係ない業種など、職を転々としていましたが、
最近は新しい会社の立ち上げに参加したそうです。

国産ハンドメイドのエフェクターなどを扱っている会社なんですが、
ついでに資料と実機を持ってきてくれました。


で、試奏してみると、これがめっちゃ良い!


話を聞いてみると、コンセプトやポリシーなど感心させられました。


こういう業種なので、どうしても視野が狭くなってしまいがちなんですが、
彼らは、どうせやるなら初めから世界を見て行こう!ってスタンスなんです。

日本の有名ミュージシャンに使ってもらうのも、勿論有効な広告アピール手段ですが、
どうしてもその影響力は国内に限定されてしまいます。

幸い彼らにはニューヨークに拠点があることで、超有名ミュージシャンと繋がる事が出来たそうです。
そして、実際に使用してくれ、さらにそのことをネットにもアップしてくれたんです。


その結果、日本国内では販売前のエフェクターが、アメリカで問合せ殺到しているとか。


来月から、満を持して国内流通を開始するらしいですが、現時点ですでに在庫が足りてない状況なんですって。
恐らく初っ端から、入荷待ち数ヶ月になるんじゃないかな?


確かに簡単に真似をすることは出来ないし、特殊なケースでもあると思うけど、
実際に高い志を持って行動し、形にしているのには、ほんと感心を通り越して尊敬してしまう。

自分たちの持っているルートやコネクションを最大限に生かしているもんね。

それも、中身の伴う仕事をしているから、回りの人間も力を貸してくれる。
そこには変に媚びたりしない、プロとプロの関係があるんでしょうね。


いいものを造るのは当たり前ですが、それを世にアピールするのも当たり前に大切。
いいものを造れば造るだけ、それを安売りしたくないもんです。
彼らのところには、有名プロミュージシャンも購入しに来るそうです。
やはり、相手を見て仕事をするようでは、まだまだプロとは言えないですよね。


ポリシーを曲げずに、視野を広く持って、先を見据えた行動をしていくのって、
我々みたいな小さな工房ではすごく難しいですが、これからは強く意識していきたいですね。



本当にいろいろと考えさせられる、再会になりました。

因みに、そのエフェクターですが、彼のご好意でウチでも取扱をさせていただけます。
多少、値は張りますが、間違いないです!

VEMURAM





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