2010年10月30日
ひとつずつ
台風が接近して、いろんなところに影響が出ている様ですね。
幸い滋賀県は、大きな天候の荒れはないみたいですが。
関東では東京競馬が中止になったり、交通網にも乱れがあったり大変なようです。
ということで、Altero Custom Guitars やっさんです。
ホントに迷惑な季節外れの台風ですが、身近なところでの影響といいますと、
この土日に予定されていた龍谷大学瀬田キャンパスの学園祭が中止になったとか。
延期じゃなくて中止なんですね。。
こりゃ、かなりの影響があるでしょうね。
学生さんたちも災難では済まされない憤りでしょうな。
しかも、天気は割りと良いし。
さてさて、いろいろとリペアを進めておりますが、
ひとつずつ終わらしていきましょう。
って、ことで。

Gibson Les Paulネック折れ、まずは1本目。
元はコレ。

照明が違うから、色が全然違うように見えますが、一緒です。
割れはキレイですね。
補強を仕込んで、同系色ぼかしで仕上げました。
元々が着色無しのナチュラルフィニッシュなんで、
色を合わせても、見る角度で全然色味が変わり、
なかなか難儀なヤツでした。
まだまだ、数本控えていますので、
ドンドンそして確実に仕上げていきましょう!
幸い滋賀県は、大きな天候の荒れはないみたいですが。
関東では東京競馬が中止になったり、交通網にも乱れがあったり大変なようです。
ということで、Altero Custom Guitars やっさんです。
ホントに迷惑な季節外れの台風ですが、身近なところでの影響といいますと、
この土日に予定されていた龍谷大学瀬田キャンパスの学園祭が中止になったとか。
延期じゃなくて中止なんですね。。
こりゃ、かなりの影響があるでしょうね。
学生さんたちも災難では済まされない憤りでしょうな。
しかも、天気は割りと良いし。
さてさて、いろいろとリペアを進めておりますが、
ひとつずつ終わらしていきましょう。
って、ことで。

Gibson Les Paulネック折れ、まずは1本目。
元はコレ。

照明が違うから、色が全然違うように見えますが、一緒です。
割れはキレイですね。
補強を仕込んで、同系色ぼかしで仕上げました。
元々が着色無しのナチュラルフィニッシュなんで、
色を合わせても、見る角度で全然色味が変わり、
なかなか難儀なヤツでした。
まだまだ、数本控えていますので、
ドンドンそして確実に仕上げていきましょう!
2010年10月28日
赤赤!
ちょっとご無沙汰しちゃいました。
すっかり寒くなっちゃいましたね。
こんばんは、Altero Custom Guitars やっさんです。
おかげさまで、忙しくさせていただいており、
ブログを書く時間が・・・
というのは、言い訳でございまして、
実は作業の方に、目に見えた進展が無い、
とっても地味な作業に終始していたからであります。
で、前回のブログでは、黒の色合わせについて、
ちょこっと触れましたが→http://altero.shiga-saku.net/e518571.html
今回は、赤(いわゆるチェリーレッドってやつ)です。

チェリーは比較的、色が合わせ易い色でもあります。
といっても、難しいのに変わりはないんですけどねw
手順が黒のときと異なるのがチェリーです。
基本的にチェリーはシースルー塗装ですので、
そのまま吹き付けても、補強部分は丸見えになってしまいます。
ですので、あらかじめ木部に近い色で塗りつぶしておきます。
それから、シースルーのレッドを吹き付けますが、ココがポイントです。
シースルーですので、どうしても境目の重なる部分の色が濃くなってしまいます。
なので、なるべくレッドの吹きつけを最小限にとどめる必要があるのです。
そのためには、下地の塗りつぶしの色調合が大切になってきます。
軽~くレッドを吹き付けたら色が合う、って色味にするのです!
ということで、そのサンプル作りにここ数日を費やしていたのです。
地味でしょwww
もちろん、他にもいろいろやってましたが、軒並み地味なものでw
この後は、塗膜の奥行きを合わせるために、塗膜の暑さを調整します。
しかし、寒くなってきて、アセトンが厳しくなってきたわ。
(分かる人には分かるネタですw)
すっかり寒くなっちゃいましたね。
こんばんは、Altero Custom Guitars やっさんです。
おかげさまで、忙しくさせていただいており、
ブログを書く時間が・・・
というのは、言い訳でございまして、
実は作業の方に、目に見えた進展が無い、
とっても地味な作業に終始していたからであります。
で、前回のブログでは、黒の色合わせについて、
ちょこっと触れましたが→http://altero.shiga-saku.net/e518571.html
今回は、赤(いわゆるチェリーレッドってやつ)です。

チェリーは比較的、色が合わせ易い色でもあります。
といっても、難しいのに変わりはないんですけどねw
手順が黒のときと異なるのがチェリーです。
基本的にチェリーはシースルー塗装ですので、
そのまま吹き付けても、補強部分は丸見えになってしまいます。
ですので、あらかじめ木部に近い色で塗りつぶしておきます。
それから、シースルーのレッドを吹き付けますが、ココがポイントです。
シースルーですので、どうしても境目の重なる部分の色が濃くなってしまいます。
なので、なるべくレッドの吹きつけを最小限にとどめる必要があるのです。
そのためには、下地の塗りつぶしの色調合が大切になってきます。
軽~くレッドを吹き付けたら色が合う、って色味にするのです!
ということで、そのサンプル作りにここ数日を費やしていたのです。
地味でしょwww
もちろん、他にもいろいろやってましたが、軒並み地味なものでw
この後は、塗膜の奥行きを合わせるために、塗膜の暑さを調整します。
しかし、寒くなってきて、アセトンが厳しくなってきたわ。
(分かる人には分かるネタですw)
2010年10月23日
黒黒!!
毎年この季節になると、何を着ていいのか分からなくなります。
暑い時用、寒い時用と極端な服ばっかり持ってますw
みなさん、こんばんは。Altero Custom Guitars やっさんです。
ちょいちょいご紹介していたネック折れのリペアですが、
黒いヤツらは色がつきました。

黒です。
元は、こんなんでしたよ~。
→http://altero.shiga-saku.net/e514167.html
で、黒だと侮るなかれ。
実は黒にも種類があるのです。
この2本はGibsonなんですが、一般にはエボニーブラックと呼ばれていますね。
エボニーブラックは、良く見ると少しグリーンが入っています。
グリーン系ブラックです。
他にもFenderのバーストの黒。(例外あり)
これも実はよ~く見ると、黒ではなくブラウンなんです。
つまりブラウン系ブラックとなります。
大きく分けるとこの2種類なんですが、
シースルーも入れると、かなりのバリエーションになります。
紺色っぽいブルー系ブラックや、ナスっぽいパープル系ブラックなどなど。
タッチアップのリペアは、黒だけでもなかなか単純ではないのです。
ですので、黒単色とはいえども、調色には気を使うのです。
その他の色につきましては、毎回毎回、色調整はシビアです。
経年変化のことも考えると、ホント色合わせって難しいんですよね~。
日々精進でございます。
暑い時用、寒い時用と極端な服ばっかり持ってますw
みなさん、こんばんは。Altero Custom Guitars やっさんです。
ちょいちょいご紹介していたネック折れのリペアですが、
黒いヤツらは色がつきました。

黒です。
元は、こんなんでしたよ~。
→http://altero.shiga-saku.net/e514167.html
で、黒だと侮るなかれ。
実は黒にも種類があるのです。
この2本はGibsonなんですが、一般にはエボニーブラックと呼ばれていますね。
エボニーブラックは、良く見ると少しグリーンが入っています。
グリーン系ブラックです。
他にもFenderのバーストの黒。(例外あり)
これも実はよ~く見ると、黒ではなくブラウンなんです。
つまりブラウン系ブラックとなります。
大きく分けるとこの2種類なんですが、
シースルーも入れると、かなりのバリエーションになります。
紺色っぽいブルー系ブラックや、ナスっぽいパープル系ブラックなどなど。
タッチアップのリペアは、黒だけでもなかなか単純ではないのです。
ですので、黒単色とはいえども、調色には気を使うのです。
その他の色につきましては、毎回毎回、色調整はシビアです。
経年変化のことも考えると、ホント色合わせって難しいんですよね~。
日々精進でございます。
2010年10月21日
トラ杢!
ちょっと、ブログの更新が滞ると焦ってしまう今日この頃。
みなさん、こんばんは。Altero Custom Guitars やっさんです。
ここ最近、なにかと忙しく動いておりまして、
ブログになかなか取り掛かれないのです。
いや、言い訳ですね。。。
とにかく、内容は少しでも良いのでなるべく毎日書くべきか、
充実した内容でたまに書くか…悩むところです。
さてさて、ということでこんなものが届きました。

興味のある人はとにかく食いつき、
そうでない人にはひたすら邪魔者な「ギター用材」の登場ですw
なかなかキレイな杢が出ているメイプルトップ材です。
その他にも、何種類か仕入れましたよ~!
海外からの輸入ですので、円高の恩恵を受けまくれるのですw
レスポールでおなじみのメイプルトップ、マホガニーバック。
マホガニーに不足がちな高域をメイプルを貼ることによって補っているのですが、
最近は、装飾的な意味合いも多分にあります。
PRSに代表される、美しい木目がそれですね。
今回の材はカーリーと呼ばれる波状の杢です。
様々な材に現れることがある、代表的な杢です。
(カーリーマホガニーやカーリーコア、カーリーアッシュなど様々)
対して、キルテッドと呼ばれる鱗状の杢もありますが、
こちらはメイプルでもソフトメイプルに現れる杢です。
つまり、キルテッドメイプルトップのギターはソフトメイプルトップなんですね~。
昨今は、こういう杢が出ている材が高価な為、
極薄い(1mm程度)板を貼って、見た目はゴージャスに見せるメーカーもあります。
昔はフィルムなんかを使用していたので、マシになったのかな?
フィルムだと、木口まで木目が一緒でとても違和感があって、
逆に面白かったのですけどね~w
今回の材は、オーダー物に使用することになりますが、
どんなのが出来るか、興味のある方はドキドキしといてください。
これぞ、オーダーメイド!的なギターになる予定です。
この昨今の円高の影響で、オーダー内容によっては、
かなりのサービスが可能となっております。
円高期間限定です。
ちなみに直近では、カーリーメイプルトップ材を3Aの料金で4Aにサービス!
なんてものもございました。
オーダーの相談中に、試しにいろいろ言ってもらえたら、
何かがヒットするかもしれませんよ!
どんどん、オーダーのご相談に来て下さい。
最後はちゃっかり宣伝しちゃいましたねww
みなさん、こんばんは。Altero Custom Guitars やっさんです。
ここ最近、なにかと忙しく動いておりまして、
ブログになかなか取り掛かれないのです。
いや、言い訳ですね。。。
とにかく、内容は少しでも良いのでなるべく毎日書くべきか、
充実した内容でたまに書くか…悩むところです。
さてさて、ということでこんなものが届きました。

興味のある人はとにかく食いつき、
そうでない人にはひたすら邪魔者な「ギター用材」の登場ですw
なかなかキレイな杢が出ているメイプルトップ材です。
その他にも、何種類か仕入れましたよ~!
海外からの輸入ですので、円高の恩恵を受けまくれるのですw
レスポールでおなじみのメイプルトップ、マホガニーバック。
マホガニーに不足がちな高域をメイプルを貼ることによって補っているのですが、
最近は、装飾的な意味合いも多分にあります。
PRSに代表される、美しい木目がそれですね。
今回の材はカーリーと呼ばれる波状の杢です。
様々な材に現れることがある、代表的な杢です。
(カーリーマホガニーやカーリーコア、カーリーアッシュなど様々)
対して、キルテッドと呼ばれる鱗状の杢もありますが、
こちらはメイプルでもソフトメイプルに現れる杢です。
つまり、キルテッドメイプルトップのギターはソフトメイプルトップなんですね~。
昨今は、こういう杢が出ている材が高価な為、
極薄い(1mm程度)板を貼って、見た目はゴージャスに見せるメーカーもあります。
昔はフィルムなんかを使用していたので、マシになったのかな?
フィルムだと、木口まで木目が一緒でとても違和感があって、
逆に面白かったのですけどね~w
今回の材は、オーダー物に使用することになりますが、
どんなのが出来るか、興味のある方はドキドキしといてください。
これぞ、オーダーメイド!的なギターになる予定です。
この昨今の円高の影響で、オーダー内容によっては、
かなりのサービスが可能となっております。
円高期間限定です。
ちなみに直近では、カーリーメイプルトップ材を3Aの料金で4Aにサービス!
なんてものもございました。
オーダーの相談中に、試しにいろいろ言ってもらえたら、
何かがヒットするかもしれませんよ!
どんどん、オーダーのご相談に来て下さい。
最後はちゃっかり宣伝しちゃいましたねww
2010年10月18日
ベースです
CS、阪神はあっけなく敗退しちゃいましたね。。
しかも、考えられないような負け方で。
みなさん、こんばんは。Altero Custom Guitars やっさんです。
阪神の話は程々にしときましょう。
さて、我がAltero Custom Guitarsの二人は、ギタリストな為か
どうしてもギターの製作にベクトルが向きがちとなっております。
勿論、普段からオリジナルベースの企画は練っているのですが、
ベーシストの意見を聞きながらとなるので、ちょっとのんびりしちゃいますよね。
ですが今回、ベースのネックオーダー&カスタムの依頼が入ったので、
ついにAltero Custom Guitars名義のベースがお目見えしちゃいました!

ネックのみの製作ですので、ボディーは見難い写真をチョイスw
(単に暗いだけだったり、、、見難くて申し訳ありません。)
ローズ指板ネックだったのでメイプル指板に、
もう1台のベースのグリップが気に入っているのでそちらを元に、
というオーダー内容です。
ついでに、PUとブリッジも交換です。
元々のネックはサテン仕上げで、グリップ自体ももう少し細かったので、
弾き心地はかなり変わりました。
あと、ネック自体の重量も、幾分か軽量になりましたね。
その辺も、鳴り方に影響しているはずですが、
弾いてみたところ、かなり倍音が豊かになって、
強弱のニュアンスがハッキリしたかなと。
後は暫くオーナー様に使用していただき、感想を伺いたいですね♪
と、このように、Altero Custom Guitarsはベースもいけるクチですw
ベーシストの皆さまも、お気軽にご利用下さい!
しかも、考えられないような負け方で。
みなさん、こんばんは。Altero Custom Guitars やっさんです。
阪神の話は程々にしときましょう。
さて、我がAltero Custom Guitarsの二人は、ギタリストな為か
どうしてもギターの製作にベクトルが向きがちとなっております。
勿論、普段からオリジナルベースの企画は練っているのですが、
ベーシストの意見を聞きながらとなるので、ちょっとのんびりしちゃいますよね。
ですが今回、ベースのネックオーダー&カスタムの依頼が入ったので、
ついにAltero Custom Guitars名義のベースがお目見えしちゃいました!

ネックのみの製作ですので、ボディーは見難い写真をチョイスw
(単に暗いだけだったり、、、見難くて申し訳ありません。)
ローズ指板ネックだったのでメイプル指板に、
もう1台のベースのグリップが気に入っているのでそちらを元に、
というオーダー内容です。
ついでに、PUとブリッジも交換です。
元々のネックはサテン仕上げで、グリップ自体ももう少し細かったので、
弾き心地はかなり変わりました。
あと、ネック自体の重量も、幾分か軽量になりましたね。
その辺も、鳴り方に影響しているはずですが、
弾いてみたところ、かなり倍音が豊かになって、
強弱のニュアンスがハッキリしたかなと。
後は暫くオーナー様に使用していただき、感想を伺いたいですね♪
と、このように、Altero Custom Guitarsはベースもいけるクチですw
ベーシストの皆さまも、お気軽にご利用下さい!